どんな施術?

痛い部位の治療だけではない

痛い部位を治療しても一時的な効果で戻ってしまうという方は多いと思います。実は痛い部位は他に使えていない部位を補って頑張り過ぎているということが多くあります。どこが使えていなくて、あるいはどこが使い過ぎていて痛みや違和感などが生じているか。その根本的な原因を改善することが本当の意味での治療だと考えます。根本的な原因を徹底的に調べて改善させていただきます。

個々の身体的特徴を把握して施術致します

人にはそれぞれ身体や動きの特性があります。100人いれば100通りの動きの特性があると思っています。姿勢をまっすぐにすることや、教科書通りの動きがお客様にとってベストではありません。それぞれの特性に合った効率的な動きをチェック・指導させていただくとともに、その動きに必要な身体感覚や身体機能をPNFや鍼灸を用いて改善させていただきます。下記のような5段階のSTEPにて施術させていただきます。

STEP1.個々の身体機能・動きの特徴の確認

皮膚に刺激を入れることや、わずかに関節を動かすことなどによってお客様の体が本来動きやすい方向を確認します。例えばランナーであれば足を体の前でさばく選手や体の後ろでさばく選手、あるいは地面を蹴りたい選手、地面を押したい選手などさまざまです。お客様がどの動きを望み、どの動きがベストかを確認します。

STEP2.症状のある部位とその原因となる動きの確認

痛みや違和感がある部位が現在どのような状況(炎症の程度など)なのかをしっかり把握します。また、なぜそこに症状が生じたのか根本的な原因を確認します。例えばランナーにおいて膝の内側が痛い(鵞足炎)といった場合、ランニング中に膝が内側に入る癖があることが多いです。その場合、膝の炎症が軽減しても動きの癖が改善されていなければ再発可能性が高いです。当施設では必要に応じて動画を撮影して症状が生じる根本的な動きの原因を説明します。

STEP3.症状が生じる動きの確認とその原因となる身体機能の確認

状が生じる動きの癖が把握できたら、その動きになってしまう身体機能を確認します。先の鵞足炎のランナーを例にすると、膝が内側に入る原因は股関節や足関節の周りの筋肉の力の入りにくさや硬さの不均衡、背骨や顎が曲がっているからなど様々な要因が考えられます。何によってその動きの癖が生じるのか、その根本を確認、説明いたします。

STEP4.個々に合った施術の説明および実施

個々の動きの特性と症状が生じる動きの癖の根本的原因を把握していただいたうえで、実際の施術を行います。施術はPNFを主体とし、症状に応じて鍼灸治療も行います(鍼灸が苦手な方には用いません)。※PNFについては下記をご覧ください。

STEP5.個々に合ったセルフケアの指導

動きの改善の効果を持続させるために個々に合ったセルフケアの指導をさせていただきます。

3.PNFについて

PNFとは、1940年代アメリカにおいて、神経生理学者であるKabat医師や理学療法士のKnottらにより神経生理学的原理を基に作られたリハビリ手技です。PNFは、英語のProprioceptive Neuromuscular Facilitationの略語で、日本語では「固有受容性神経筋促通(法)」と訳されています。

P 固有受容器
身体の至るところにある感覚受容器が刺激を受けることを意味します。感覚受容器は、皮膚、体内器官、筋、腱、関節、前庭器官などに存在し、視覚や聴覚などにも存在します。視覚や聴覚なども感覚受容器の一種です。
N 神経筋
心身の伝達機能である神経や体を動かす筋に関係することです。
F 促進
動作または機能を遂行することが容易になることです。つまり刺激に対して反応しやすくなることです。
固定受容器

PNFの仕組み

過度な練習による疲労や体のアンバランス使い方により筋肉の反応が弱くなると、脳からの体を動かす指令が伝達しにくくなり、パフォーマンス低下や障害を引き起こしやすくなります。PNFでは、皮膚、筋、関節など体中にある感覚受容器から、熟練したセラピストの徒手による適切な刺激と操作を脳に与えることで、体の動きを指令する脳神経と神経筋の弱まった結びつきを再び活性化させ、人間が本来持っている運動機能を引き出していきます。

PNFの仕組み

PNFの原則

PNFは、Kabat医師とKnott理学療法士の「障害者を含めすべての人間は、未だ引き出されてない潜在能力を持っている」という哲学に基づいて行われる、リハビリテーション治療のひとつの技術です。この哲学とともにPNFの基礎となる原則があります。

Kabat医師
Kabat医師
Maggie Knott理学療法士
Maggie Knott
理学療法士
  1. PNFはひとつの統合されたアプローチで、各々の治療は体の部分部分やひとつの明らかな問題にではなく、一人の人間全体に向けられる。
  2. 治療アプローチは常に前向きで、身体や心理学的レベルを考慮し、患者のできることを行い強化する。
  3. 全ての治療の初期のゴールは機能の最も高いレベルに到達できるよう患者を助けることである。

この前向きな機能的アプローチは、我々が感じ、患者を刺激し、治療から高い結果を手に入れる最も良い方法であり、この哲学に基づいて、PNFは行われています。

刺激を与える方法

セラピストによって与えられる刺激としては、触覚刺激、抵抗による刺激、関節刺激(牽引、圧縮)、伸張刺激、パターンによる刺激などがあり、その他にも聴覚刺激、視覚刺激などを目的に応じて用い、機能に繋げてゆくことができます。

広がるPNFの治療範囲

PNFは本来、脳血管障害や脳性麻痺などによる神経障害、筋力低下、協調不全、関節可動域制限などの改善または、日常生活に必要な運動機能を獲得、向上させるために、目的とする生体反応を引き出す治療法ですが、現在では、体全体の筋バランス、柔軟性、敏捷性、持久力、反応時間、運動能力の低下など運動機能の改善と向上に応用され、高度なスポーツ技術の獲得、向上のためのSkill(巧緻性)にも応用できることから、一般臨床だけでなくスポーツの分野でも幅広く用いられるようになっています。

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